渚の遊歩道(2)

ではこの遊歩道へどうやっていくのか。

鵜の巣断崖の駐車場が出発地点です。わずか900mだそうです。
なんだ、すぐじゃないか。そう思うでしょう? だって「遊歩道」を900mですよ。ここから艱難辛苦が始まるなんて思いもよりませんよね。

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ところがこの「遊歩道」、入ってすぐに足元の悪さにアレッ。雑草の多さにまたびっくり。
そうか、「遊歩道」は海岸線にあるやつで、これはそこへ行くための連絡通路に過ぎないのか。

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う~ん、あんまり人は来ないみたい。やっぱり穴場だけのことはあるなあ。
でもこんなにきれいな場所なのに、どうしてもっと人が来ないんだろう。鵜の巣断崖まで来たなら寄っていけばいいのに。1kmだけ余分に歩くだけでいいんだよ。

そしてこの答はすぐに明らかとなります。
ゆるやかな下り坂だが道は荒れています。でもそのあとに続く「道」に比べたら十分歩きやすい部類。

300m歩くと案内標識がありました。海岸まで600mですって。あと一歩だ!

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ところが、この一歩が長かった。
「600m」というのは正確には「直線距離で600m」なのでした。

写真をご覧下さい。

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そう、この「通路」は崖を下るジグザグ道だったのです。それも雨が降ったときに水が流れ落ちていくV字の切れ込みを下るという、とんでもないしろもの。実際の移動距離は直線距離の3倍はあったのではないでしょうか。
こんな道は断じて「遊歩道」じゃない。連絡通路というのでさえ口はばったい。うら道、抜け道、けもの道。こんなところかな。
急傾斜のため体重がつま先に集まり、ふんばるのに力がはいる。昼なお暗い「道」は、何が出てくるかわからない怖さがあります。
あれやこれやで、何が「なぎさの遊歩道」だ!! 遊歩道までの道がこんな有様じゃ、お客様は来てはくれないぞ。

怒ってみても、もう手遅れ。いったん下り始めた以上、引き返すわけにもいかない。行くっきゃない。
汗まみれになって下りること数十分。ようやく波音が聞こえる断崖の下に達しました。もうすぐだ。
でも砂浜まで雑草がおい茂り、どこが道やらわからない。

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毒蛇とかいないだろうな、とビクビクしながら草をかき分けて100mばかり歩く。
ようやく遊歩道入口に到着。ここが鵜の巣断崖の下。前回の写真に見えていた砂浜です。

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苦労しただけに、この美しさは感動ものでした。(あとで忘れていたあることに気づくんですが...)

ではいよいよ「遊歩道」に入っていきましょう。
入口です。

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遊歩道は、同門の中はコンクリート製ですが、あとは砂と砂利で、歩くのがちょっと大変。
海はもろ外洋に面しています。はるか水平線に見えるのはアメリカです。(もちろんうそですよ!)
波に巻き込まれたら、ハワイまで流されそうです。

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行ったのはここまで。遊歩道の半分ほど。
どうも上げ潮だったらしく、歩くにつれどんどん波が近づいてくる気がします。
左手が200mの切り立った断崖。右手が外洋。満潮になったらどうするんだ。泳げる泳げないのレベルではありません。
あわてて引き返すことにしました。

教訓:あらかじめ干潮時間を確認してから行きましょうね。

そして再び入口の砂浜に帰り着いて、ふと気づいたことは...
来た道を戻らなくてはならない! ああっ...


今後の課題は、この遊歩道を最後まで歩いてみること。白池海岸側の入口を発見できるかもしれない。(そっちのほうが入りやすそうなので。)
それと、この鵜の巣断崖の下の砂浜(「真木沢(まぎさわ)海岸」だそうです)へ、実は車道が通じているのです。地図で見るとたしかに細々とした道が通っています。以前この海岸には「はまなす家族公園」がありキャンプ場になっていたようで、それへの道らしい。ただし、ちょっとだけ走ってみたのですが、道路のほとんどは完全一車線幅のダートのようです。石ころがごろごろした荒れた道で、セダンで優雅にドライブというわけにはいかなそうです。
この二つをクリアしたらまた、ここに掲載したいと思っています。

それまで私の命が保つでしょうか?

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