腸閉塞再発?(2)


翌朝になって、再入院の報告を受けて、前回の担当医(副部長)がやってきました。
う~ん、何回も再発するようだと手術を考えなくてはならないかもしれませんね。
言外に、三回目は手術だよって言ってるみたい。たしかにね。何回も深夜に病院通いをするわけにもいかないし、病院だって困る。万一緊急手術なんてことになったら、医師や手術室スタッフの呼び出しで大変なんです。
でも私としてはちょっと釈然としない点も残っていた。痛かったのは胃で、腸じゃないのに。
朝になって胃の痛みはなくなっていましたが、イレウスチューブの吸引では、そう大したものは吸引されてこない。ほれ、やっぱり腸が原因じゃないだろうに。これは一体何が悪かったんだろう。

以下は私の推測です。
腸が一部狭くなっているのは間違いない。つまり食べたものが通るのに時間がかかる。当然渋滞するわけで、渋滞の末尾が胃にまで達した。ところが口から食べてから胃に入るまで小一時間ほどかかります。つまり渋滞で体が「これ以上入場できません」と警告する頃にはもう一団の食べ物が胃に向かっていたわけ。当然胃の入口では「入れろ」「入れない」の大騒動。胃の出口では、渋滞行列の食べ物たちがクラクションを鳴らしている...ってなことが起きたんでしょうね。
幸いなことに、内視鏡を奥まで突っ込まれたおかげで、それを伝って食べ物が流れ出し、渋滞が解消したのでしょう。

おお、なんてわかりやすい説明だ。ホントかどうかはわからないけど、少なくとも私の実感としては、こんなものでした。だから先生達が胃にほとんど注意を払わなかったのは、胃には器質的な異常がなかったからなんですね。道路が渋滞したからって、道路に穴があいたり舗装が剥がれたりしてるわけじゃないのと同じようなもんだ。ようは車(食べ物)が多すぎて渋滞した。
これって食べ過ぎだったってこと? どうりで前回入院の時と比べて、先生の態度がちょっと冷たかったなあ。またこの馬鹿者が大食いしやがって。そう思われていたのかもしれない。とほほ。

私の名誉のために言わせてもらいますけど、食べすぎったって、一般的な基準での食べ過ぎじゃないですよ。あくまでイレウス後の体に見合った食事量が身についていないための「食べ過ぎ」なんです。それなりに節制はしてるんですよ、私だって。

じつは入院の一週間後に、いとこの結婚式が予定されていました。これは欠席するわけにもいかんだろう。なんとか出席したい。
二度目の入院ともなると、手順も前回どおりで淡々と進みます。こっちもその辺は手慣れたもので。
さいわいイレウスチューブからの吸引内容が多くなかったので、早々と抜去出来ることになった。
チューブがなければ、一見健康人と変わりない。これなら結婚式にも出席できるかもしれない。
先生にお伺いを立てる。
子供の頃からみてきたいとこなんで、なんとか出席したいんですけど...
返事は、禁食を守ってならいいでしょう、でした。
結婚式なのに禁食で?! でも選択の余地はありません。出席できるだけでも御の字。
水分のみ摂取可という状態で結婚式に臨むことになりました。

豪華なごちそうを横目に、一口も食べられなかった「聞くも涙、語るも涙」のいきさつは次回に。
(おやおや、期待を持たせるえげつない演出だこと。)

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余命1174日

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