キリストの墓(2)


そんなわけでここにはお墓が2つ、キリストとイスキリの墓が向かい合うように建っています。

画像

   キリスト墓(十来塚)

画像

                                 イスキリ墓(十代塚)


あろうことかその中間には、イスラエル政府からのプレートが飾られているではありませんか。
イスラエル政府公認? 
いえいえ、ホラ話はホラ話として、日本とイスラエルの友好に寄与したとしてのプレートでした。
贈られたものは「石」。プレートの中央に埋め込まれています。
なんてユーモアのわかった大人の国でしょう。あんなにアラブの中ではピリピリした攻撃的な国なのにね。

画像


画像



これほどの「トンデモ」話からできているのに、ここの大人の佇まいというのは、「きわもの観光地」とされるところではめずらしい。多くの場所ではいかにもな演出が鼻につくのですが、ここではそうした過度な演出はされていないのです。
おもしろがって遠路はるばるやってくる人(私もそのひとり)がいるので、それなりのおもてなしはしましょうっていうスタンスなのでしょうか。

年に一回、6月にはキリスト祭りも開催されて、村人を挙げて盆踊りで盛り上げます。(平成19年度は6月10日に開催されました。)
なぜキリストを祭るのに盆踊りかっていうと、この踊りは「ナニャドラヤ」というかけ声が異彩を放ちますが、これはヘブライ語で「神を讃えまつらん」という言葉が訛ったものなのだそうです。
青森弁のヘブライ語って、すごいとは思いませんか?

キリストの墓の裏は公園として整備されています。

画像


けっしてキリスト饅頭やピラミッドせんべいなどを売っていないのも誠実な印象をあたえてくれます。(観光客としては、土産物が全くないのもちょっとさみしいけど...)

ここも十和田湖からそれほど遠くないところにあります。ぜひ十和田湖からお帰りの際に立ち寄ってみてください。


十和田湖の乙女の像とかがある休屋地区。そこから国道103号線で奥入瀬方面に行く途中にあるのが宇樽部地区です。
そこで国道103号線から国道454号線が右に分岐しています。



400番台の国道ということから想像されるとおり、入ってすぐにつづら折りの急勾配を登らされます。でもご安心を。まもなく道は緩やかなカーブを描くだけとなります。

R454に分岐してから8.5kmで、迷ヶ平(まよがたい)国設キャンプ場(野営場)となり、山奥なのに結構人でにぎわっています。
私は初めてここを通ったとき、これはきつねに化かされているのだと、半分信じそうになりました。それぐらい人が出ていました。(東京感覚で「人出が多い」とは思わないようにね。)
なぜかここでどうしてもトイレに行きたくなったので、やむなく車から降りたのですが、まずは通りすぎる人のおしりをチェックしました。さいわい尻尾のようなものは見あたらず、ほっとした記憶があります。

迷ヶ平は秋田県と青森県の県境で、これより青森県に入り、道は下り坂となります。
(十和田湖の半分は秋田県側にあるってご存じでしたか?)

10km先に「道の駅しんごう」があります。

画像

これはトイレと休憩所。十字架をつけたトイレって...

画像

道を挟んだ反対側にあるのが地場産品直売センター。


東北の道の駅でもめったに通らない場所にある施設です。ぜひスタンプラリーに参加してスタンプを押していきましょう。

画像


道の駅を過ぎて、さらに8km進んで、ようやく戸来地区になります。
「キリストの墓はこちら→」みたいな大看板は出てませんので、地味な「キリストの墓駐車場」というプレートを見逃さないようにしましょう。

見学を終えたら、そのままR454を進んでゆくと、やがて14kmで東北地方の大動脈国道4号線にぶつかります。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック

  • 楽天でホテル旅館トラベル予約

    Excerpt: 時事ネタ、旅行ネタ、エッセイ探しのついでにじっくり読ませてもらいました。 Weblog: 楽天でホテル旅館トラベル予約 racked: 2008-03-24 06:34